丸大食品グループ アニマルウェルフェアポリシー
丸大食品グループは、家畜の感受性を理解し、できる限り健康的な生活ができるような考え方であるアニマルウェルフェアに配慮した事業活動を行うことが重要な課題であると認識しています。
食を提供する総合食品メーカーとして、次世代へ繋ぐ持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
アニマルウェルフェアとは、世界の動物衛生の向上を目的とする国際獣疫事務局(OIE)の勧告において、「動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態」と定義されています。家畜の健康を保つために、家畜の快適性に配慮した飼養管理を生産者が考慮し実行するという考え方です。丸大食品グループはこのアニマルウェルフェアの考え方に賛同し、基本原則の「5つの自由」を推進してまいります。
5つの自由
1.飢え、渇き及び栄養不良からの自由
2.恐怖及び苦悩からの自由
3.物理的、熱の不快さからの自由
4.苦痛、傷害及び疾病からの自由
5.通常の行動様式を発現する自由
アニマルウェルフェアに配慮した快適な環境下で家畜を飼養して、ストレスや疾病を減らすことが重要であり、その結果として生産性向上や安全な畜産物の生産にもつながることから、丸大食品グループは、自社農場を含むサプライヤーと連携し、アニマルウェルフェアの考えに則った飼育管理、生産体制の改善を目指してまいります。
丸大食品グループは持続可能な社会の実現に貢献するため、アニマルウェルフェアに配慮しつつ、サプライチェーンとの持続可能な相互発展を目指した事業活動を推進してまいります。
アニマルウェルフェアの対応について
1.丸大食品グループの自社養豚農場に関して
丸大食品グループの養豚農場では、農林水産省が推奨する「アニマルウェルフェアの考え方に対応した豚の飼養管理指針」に基づいて飼育を行っております。当社農場においては、アニマルウェルフェアの考え方を全従業員に浸透させるため、アニマルウェルフェアに関しての勉強会を定期的に行い、啓発活動を行っております。
丸大食品グループでは、自社農場において「丸大食品グループ アニマルウェルフェアポリシー」に則り、家畜の健康を保ち、家畜の快適性に配慮した飼育管理を目指し、施設や設備等の新設及び改築の際には、豚の妊娠ストールを廃止すべく、検討を進めてまいります。
2.丸大食品グループの原料の仕入れに関して
丸大食品グループの原料(豚肉等)の仕入れ先は国内外を問わず、多数のサプライチェーンから原料調達を行っております。それぞれの国の法令を遵守して肥育した家畜(豚肉等)を仕入れており、またその仕入れ先の選定に関しては、母豚のグループ飼育への移行を含めたアニマルウェルフェアを実施している、あるいはその考え方に賛同する国、サプライヤーからの調達が大半を占めております。
今後ともアニマルウェルフェアに配慮した事業活動を継続し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。