OUR WORKS
企画開発
食品メーカーの根源となる
理想の「味」を極める仕事
技術系職種 M.R
調理加工マーケティング部 商品企画課 2020年入社
工学部 工業化学科 卒
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STORY 01
多角的な発想や社員の雰囲気に惹かれて入社しました
大学のころにアルバイトしていたカフェで、具材を加工し、サンドイッチなどを作っていた経験から「食品の背景」に興味を持ち、食品関連の業界で働きたいと思いました。私が就職活動をした際、丸大食品では集団面接があり、「市場にある数種類のコンビニエンスストアが、全て同じ距離にあったときに、どこで買い物をしますか」という質問を投げかけられ、多角的な意見が出る質問をする面白い会社だと思いました。私は「大盛の商品が多い店」と答えましたが、「見た目」「ポイントが貯まる」など全く違う意見が飛び交い、興味深かったですね。人事担当の方が面接の待ち時間に話しかけてくれる等、社員の雰囲気が良かったことも入社理由のひとつです。
入社して2年間は、工場での製造業務に従事し、3年目以降に調理加工食品部門の商品企画課へ配属されました。現在は、工場勤務のときに製造していたコンビニエンスストア向け商品の開発に携わっています。3~4カ月で商品が入れ変わるので、スピードに慣れるのは大変ですが、生み出す商品の数が多くやりがいもあります。 -
STORY 02
開発の仕事は、理想に近い「味」をつくることです
私の業務は、クライアントから受けた依頼に沿って、畜肉惣菜やレトルト食品、ピザ・スナックなど、幅広いジャンルの新商品やリニューアル商品を生み出すことです。何度も改良を重ね、無事に商品が完成したら工場での大量生産の可否や、品質と品位の確認も行います。
クライアントからの要望は「この食材にひと手間ほしい」「食感をこうしてほしい」など多岐にわたります。ときには無理難題もあり、大変なことも多いですが、自分が開発から生産まで手掛けた商品が店頭に並ぶとやはりうれしいですね。家族や友人が「おいしかった」と言ってくれると、とても誇らしい気持ちになります。
商品を理想の味に近づけるために、普段から心掛けていることは、市場のメジャーな商品の味を知り、自分の試作品や目指す味を言語化すること。例えば「しょっぱい」は、口に入れた瞬間の塩味か、後に残る塩辛さを指すのかで改良方法も異なるので、こういった違いを論理的に説明できるようにしています。
工場で初の試みだった豚肉の処理工程を導入し、新商品をリリース
開発の仕事に携わって半年が経ったころ、ある飲食店が出している、焼き鳥の調理法で豚肉を加工した料理「やきとん」の開発依頼がありました。製造を担当する工場では、それまで鶏肉の加工が中心だったので、大きさも肉質も異なる豚肉の加工は初めての試み。新しい処理工程に加えて味の改良も進めなければならず、不安でいっぱいでしたが、先輩に相談の上で試作を繰り返し、無事に商品が完成しました。「やきとん」の開発を通して、より良い商品を完成させるためには粘り強く行動することと、多くの人にアドバイスをもらうことが重要だと気付けました。それからは、困ったら一人で考え込むのではなく、先輩社員や工場へすぐに相談しています。